新築現場より~外構工事(その2)
新築戸建ての建設現場工事もいよいよ最後の段階。
前回は玄関アプローチを天然石で仕上げていく工事をご覧いただきました。
まずは外構工事についてのおさらいから。
外構工事とは建物の外部にある構造物を作る工事のことを指します。
外構工事は大きく下記のように分けられます。
・敷地入口・・・門柱、門扉、アプローチなど
・敷地まわり・・・塀、フェンス、植栽など
・駐車スペース・・・駐車場、カーポート、車庫など
大得工務店が手がける無添加住宅の特徴といえば、しっくい塗りの白い壁、天然石の屋根です。
今回はこのシンプルな外観にアクセントと便利さをプラスするウッドデッキを設置いたします。
まずはウッドデッキの基礎となる部分、柱を組んでいきます。
このウッドデッキに使用するのは、イタウバ材という油分を多く含んでいて水に強い木材です。大得工務店は家の外部にまで徹底的に天然素材にこだわります。
続いて床になる部分を作っていきます。
そうです。こちらのお宅はウッドデッキは2階の窓から出入りできるように計画されています。
また、目隠しとなる部分の立ち上がりも作っていきます。
完成したウッドデッキをご覧ください
2階部分は第2のリビングとして、1階部分は雨が降った時でもお使いいただけます。
また、ウッドデッキの柱を利用してアプローチに手すりも設置いたしました。
大工としては目隠しにきれいにまっすぐ撃ち込まれた釘の正確さを自慢したいところですが、なんといってもこの漆喰の白とイタウバ材の自然そのままの茶色のバランスが大好きです。
自然素材だけでも、これだけのメリハリの効いたデザインを演出できるのです。
無添加住宅の良さとは
新築住宅でありながら、何年も前からここにあったかのようなフォルム。そして経年変化で今後変わっていく木の表情。
化学的に作られた工業製品ではなく、「自然」素材なので、反りや歪みも当然あります。我々大工は木材や自然素材の性質やその土地の気候などを把握し、将来的に発生するであろう経年変化まで予測しながら建てていきます。何棟経験してもやはり無垢材や天然素材で作った家というのは同じ表情が一つとしてありません。無添加住宅は非常に手のかかる住宅ではありますが、大工として非常に刺激があり、誇れる住宅です。
次回は完成した建物をご覧いただきます。
【シリーズ 新築現場より】
・地鎮祭
・地業(ちぎょう)工事
・配筋工事・耐圧盤コンクリート打設
・型枠工事・コンクリート打設・基礎工事完了
・建方工事(その1)
・建方工事(その2)
・自然素材の防腐防蟻処理「ホウ酸処理」
・屋根工事(クールーフ工法)
・屋根工事(洋瓦)
・中間検査
・サッシ取付工事・電気工事
・断熱工事
・外壁工事
・内装工事(内壁)
・内装工事(フローリング・建具)
・内装工事(オリジナルキッチン)
・外構工事(玄関アプローチ)
・外構工事(ウッドデッキ)
・建物完成・お引渡し
大得工務店の無添加住宅新築現場では、建物の外部に使用する木材も当然無垢材を使用し、家族と自然の未来の為に、
「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。
家を建てたい!ハウスメーカー?工務店? 注文住宅・リフォームは業者選びが重要です。
大得工務店(神奈川県横浜市南区)設計の無添加住宅は、漆喰の壁、無垢材の床、
自然素材の建具や住宅設備で室内の空気環境を安心快適にしてくれ
自社の大工さん達と一丸となり、
戸建・一軒家・