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いまさら聞けない自然素材~その1~(無垢材)

2022年5月20日(金)

無垢材とは?

無垢とは、仏教用語で「煩悩のないこと」「清らかでけがれのないこと」をさします。
建築業界で使われる建材としての無垢材は「一本の木から取れるつなぎ目のない材木」「化学物質を含まない自然素材」のことをさします。
つまり、山林から切り出した木材を加工したもので薬剤による燻蒸処理をしていないものを大得工務店では「無垢材」と呼び、無添加住宅の建築現場では無垢材だけを使用しています。

薬剤処理していません。だから安全です。

70℃くらいの高温釜に1週間ほど入れて防虫防カビ処理
70℃くらいの高温釜に1週間ほど入れて防虫防カビ処理

無添加住宅で使用している無垢材は、薬剤による燻蒸処理を行わず、70℃くらいの高温釜に1週間ほど入れて防虫防カビ処理を行います。また、出荷するまでに-20℃の冷凍殺虫も行なっております。
人や環境に有害な薬剤を使わないので安心・安全な無添加無垢材です。

無垢材の特長

調湿機能があるからこそ、床なりがします。

無垢材の床
無垢材の床

床に無垢材を使うと床のスキ間が開き、踏み音が出る場合がありますが、季節により空気中の水分が違うために水分を吸収したり吐き出したりするためにおこる現象です。無垢の木にとってはとても自然なことなのです。室内の湿気を調節してくれるありがたい特性です。一般的な住宅のフローリング床のように、一年中どの季節も全く変化しないことを木材に求めることは、本来とても不自然なことなのです。

無垢材は呼吸しています。だから完全無塗装。

無垢材は無塗装が基本
無垢材は無塗装が基本

かつては無垢材の床であっても汚れ難くするという理由から合板の床の表面に塗装することが望まれました。しかし本来木材は塗膜塗装をしないで使ってこそ、その良さが現れるのです。なぜなら、無垢の木材には調湿機能が働いてくれるからです。ウレタン塗装などで塗膜を作ってしまうと湿気を吸いにくくなります。水分による変形は起こりにくくなりますが、無垢材の持っている優れた特性は殺してしまいます。無添加無垢材は無塗装が基本です。

見ているだけでほっと和む質感。
温かくしっとりと優しい肌触り。
無垢材はナチュラルな暮らしにピッタリな素材です。

自然そのままの無垢材を使った室内は、壁の漆喰ともあいまって快適な空気環境を作り出します。

無垢材は見ているだけでほっと和む質感
無垢材は見ているだけでほっと和む質感

 

大得工務店のモデルハウスは、すべてを無垢材で作っています。モデルハウスにご来場の際は、ぜひ裸足で過ごしてみてください。無垢材の何とも言えないぬくもりを感じていただけるはずです。昔ながらの天然素材を使用しているのに現代の建材よりも快適なお住まいを提供し、ご家族の笑顔と自然の未来の為に「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。

【シリーズ】
いまさら聞けない自然素材~その1~(無垢材)
いまさら聞けない自然素材~その2~(しっくい)
いまさら聞けない自然素材~その3~(米のり)
いまさら聞けない自然素材~その4~(柿渋)
いまさら聞けない自然素材~その5~(炭化コルク)

 

 

さて、いかがだったでしょうか?

家を建てたい!ハウスメーカー?工務店? 注文住宅・リフォームは業者選びが重要です。

大得工務店(神奈川県横浜市南区)設計の無添加住宅は、漆喰の壁、無垢材の床、

自然素材の建具や住宅設備で室内の空気環境を安心快適にしてくれます。

自社の大工さん達と一丸となり、ご家族の笑顔と未来の為に100年住める家を目指したいと考えております。

戸建・一軒家・マンションアパートリノベーションをお考えの際はお気軽にお問合せください。

大得工務店「空気の考え方」 | 家づくり | 施工事例 | もご覧ください。

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