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味噌の種類、沢山あるけど何が違うの?

2023年10月26日(木)

お味噌汁はもちろん、ディップにしたり、漬けたり、田楽にしたりと日本人に欠かせないお味噌。

一言に味噌と言っても、信州みそや、京味噌、八丁味噌の様に、味も見た目も様々ですよね。

一体何が違って味や見た目にあんなに違いが出るのか、気になった事はないですか?

今回はお味噌の分類についてお話したいと思います。

 

そもそも一般的なお味噌とは?

味噌は大豆を主原料として、麹・食塩を加え発酵させた調味料で、

日本ではおおよそ1300年程前から使われ始め、戦国時代では兵糧として活躍した歴史もあり、

北は北海道から南は九州まで、日本各地に根付いてきました。

風土や気候、環境、水、更には蔵によっても違うため、その種類は多種多様に渡ります。

そのため、コレが一般的!というのは無いようです。

全国各地にそれぞれ定番があるといった感じでしょうか。

ただ、テレビが普及して多くの人が味噌として持ってるイメージは「信州みそ」と言えるのかも?

 

お味噌全国分布図
お味噌全国分布図

原料による味噌の種類

同じ材料を使用しても、環境や条件によって味に違いがでる大味噌。

とは言っても、大きく材料によって米味噌・麦みそ・豆味噌と2種類以上を混ぜて作った合わせみそに分類する事ができます。

 

米味噌

大豆に米麹を加えて作ったもの。全国で最も多く作られている

主な産地は信州みそ、仙台みそ、関西白みそで甘みそ(白、赤)、甘口(淡色、赤)、辛口(淡色、赤)の6種類に分類されます。

麦みそ

大豆に麦麹を加えて作ったもの。

主な産地は九州・四国・中国地方で田舎みそともいい、熟成期間が短いのが特徴です。

豆味噌

大豆に麹菌を付けて、大豆のみで作ったもの。

主に中京地方で多く作られています。八丁みそ、名古屋みそ、三州みそなどがあります。

濃厚な旨みと渋み、若干の苦みがあり、甘みが少ないのが特徴で懐石料理にも良く使われます。

 

味や見た目の色による分類

味噌の分類は味や見た目のいろによっても分類する事が出来ます。

 

味による分類は『甘みそ』『甘口味噌』『辛口味噌』

これは大豆に対しての”麴歩合”によって大きく変わり、塩分が同じとした時に麹の割合が高いと甘く仕上がります。

もちろん塩分が多いと辛くなります!

 

 

色による分類は『赤味噌』『淡色みそ』『白味噌』

味噌の色は大豆などの原料の違いや大豆を蒸すのか煮るのか、麹が多いか少ないか、

熟成の途中でかき混ぜたかどうか、熟成させた期間など様々な条件によって違いが出ます。

 

赤味噌の代表は八丁味噌、淡色みその代表は山吹みそ、白みその代表は西京味噌です。

 

 

無添加住宅の漆喰と相性のいい味噌づくりや毎日生活のお味噌選びの参考になれば幸いです♪

 

 

 

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