賢く節電-冷蔵庫を賢く使いましょう
我々が生活するうえで重要な家電といえば、照明、テレビ、エアコンと並んで「冷蔵庫」をあげる方も多いかと思います。
今回はご家庭での節電を考えるうえでウェイトの大きな冷蔵庫の電気代について考えます。
あなたの家の冷蔵庫の年間の電気代はいくらくらいか想像がつきますか?
もちろん大きさや使用条件によっても違いますが、およそ年間約7,000円~約8,000円くらいではないでしょうか?
冷蔵庫の電気代は年々安くなっている
昨今の冷蔵庫は性能が進歩していて、必要な電力も年々少なく(安く)なっています。シェアが高い3~4人向け冷蔵庫の電気代を比較してみると最新の冷蔵庫と20年前の同容量の冷蔵庫を比べると電気代は約3倍もの差がありました。この20年間で家族向けの冷蔵庫の省エネ化が随分と進んだことがわかります。
冷蔵庫の大きさと消費電力量は比例しない
一般的な電化製品では、大型のものほど消費電力が多くなる傾向があります。しかし、冷蔵庫の場合には容量の大きいものほど電気代が安くなる場合があります。その理由として考えられるのは、容量の大きい冷蔵庫の方が人気があるためメーカー間の競争がおきて省エネ機能を多く搭載させる傾向があるためだと考えられます。
冷蔵庫の買換えを検討するときは、スペースの確保が可能であれば、本体代金の高い容量の大きい冷蔵庫の方が消費電力を抑えることができるため、長い目で見た場合お得な場合があることを覚えておいてください。
中に入れる物が少ないと電気代は安くなる?
扉を開閉する冷蔵室は入れる容量が少ない方が、冷風が循環しやすくなるため消費電力量が減って電気代も安くなります。また中に何が入っているかが見えにくくなるため、扉を長く開けることになり庫内の温度も上昇しがちです。冷気の吹き出し口近辺には物を置かないようにし、扉を開けたときに何がどこにあるか見えるように収納しましょう。
※常温で保存が可能なものまは冷蔵庫に入れないようにしてスッキリ整理することもポイントです。
冷凍庫は凍った食品が保冷材の役割を果たしますので、詰め込んだ方が冷凍庫を開けた時の庫内温度の上昇を防ぐことができ、電気代が安くなります。
冷蔵庫の省エネのコツは?
冷蔵庫を壁にぴったりつけると放熱しにくくなり電気をたくさん消費します。壁から少し離して冷蔵庫が放熱しやすい環境を作りましょう。また、庫内の設定温度を「強」から「中」にすると庫内温度は上がりますが、省エネにはなります。特に室温が低くなる冬場は極端に冷やす必要もなくなりますので、冷蔵庫の設定温度を変更してみましょう。(冷蔵庫の中に入れるものによって温度調整をしてください)
いかがでしたか?節電の重要さはわかっていても、冷蔵庫を手放すことはできないはずです。電化製品の得意、不得意を理解して、上手に使いながら節電していきたいですね。
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