今日は雪にご注意ください。
今日の関東地方は朝から雪がチラホラ。天気予報によると夕方くらいまで雪が続くようです。
雪は豪雪地帯に限らず、集中的に降り積もることがあります。雪の積もり方は早いため、ふだん雪が降らない地域では思わぬ被害を及ぼすことも考えられます。
本日は雪に対する事前の備えをお伝えいたします。
雪のメカニズムを知ろう!
皆さんは雨と雪の違いをご存じですか?
雨も雪も空気中の水分が地上に降ってくるもので、元々はどちらも氷の塊です。
地上一万メートルの雲の中(マイナス40度)では、雨も雪も凍っています。
雨は地上に降ってくる間に水滴となったもので、雪は解けずに凍ったまま降ってきたものです。
一般的には気温が2度よりも下回ると雪、2度よりも高いと雨となるようです。
住まいの雪対策
雨どいに注意
首都圏で積雪となることはあまりありませんが、積もり始めると被害が出やすいのは雨どいです。
屋根から落ちてきた雪が雨どいに引っ掛かり、雪の重みで雨どいがゆがんだり破損したりするケースが見受けられます。
溶けた雪がスムーズに流れるように普段から落ち葉を取り除くなど対策をしておきましょう。
積雪時はカーポートの屋根に注意
また、カーポートの被害も目立ちます。一般的なカーポートは積雪20cmほどの耐荷重のカーポートが多く使われています。
したがって、積雪量が20cmになる前に、こまめに雪かきをすることが有効な対策になります。雪かきの際には、カーポートの上に乗って雪おろしをしたり、ホースで水をかけて雪を溶かそうとすると水が凍って破損の原因にもなりますので控えましょう。
エアコンの室外機に注意
エアコンの室外機は雪や低温に弱い機械です。雪が凍結して、室外機の熱交換がうまく作動しなくなると動かなくなります。
室外機の表面に雪が付着していないかチェックしましょう。普段から室外機の外側に室外機カバーを設置するなどしておくと安心です。
関東地方のようにめったに雪が積もらない地域では、普段から雪対策をしていても、報われるのは数年に一度・・・
天気予報をこまめにチェックして、雪が積もりそうなときは「車の運転をしない」「買い物に行かずにストック食材の整理をする」というのが一番の対策ではないでしょうか。
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