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安心安全にこだわった化学物質の無い戸建の家

2024年4月26日(金)

見えないところこそ

いくら無垢材であっても、殺虫剤や防腐剤まみれの木材では安全な住宅はつくれません。

「無添加住宅」の無垢材は防虫・防カビのための薬剤の注入や薬剤の注入や薬浴、

燻蒸をせず、化学物質をいっさい使わない高温の蒸気殺菌をしています。

スタッフが現地の原生林から製材所、加工所、コンテナの積み込み、

日本に着いてからのコンテナの開封作業の確認までを一貫して行います。

見えない建材のひとつである断熱材は、夏の暑さ、冬の寒さが

家の中に伝わらないようにするため、またエアコンの効きを良くするために、

壁や天井の裏に貼られています。

一般的な断熱材は、ロックウールやグラスウール、発砲スチロールといった、

細かい綿が飛散して肺に入ったり、燃やすと有毒ガスを発生するという、

人にも環境にも良くないものが多く使われます。

「無添加住宅」の断熱材として使用される炭化コルクは、商品にならないバージンコルクや、

ワインのコルクをつくった残りを廃物利用し、蒸し焼きにして灰にしたものです。

炭化させることで濡れても腐らず、断熱・調湿・吸音・防振・防ダニ・防カビ・

防水・防火性が高い、とても優れた万能素材です。

炭化コルクが出来るまで
炭化コルクが出来るまで

炭は空気の清浄や湿度の調整をしたり、浄水器にも入っているように、身近なものとして広く知られています。

 

このように、「無添加住宅」では流通の見えないところ、

住宅の見えないところも、安心・安全であるべきだと考えています。

コルクは羊の毛のように、コルク樫の木の樹皮だけをはがして加工されます。

約9年ごとに再生する樹皮は、1本の木から通算10回は採ることができます。

コルクと羊
コルクと羊

 

「無添加住宅」はみんなの安心

化学物質過敏症の人の住む家を建てる場合は、徹底的に化学物質を排除する、

妥協しない姿勢が求められます。

過敏であるがゆえに、何に対しても恐怖感がある化学物質過敏症の人には、

ひとつずつ素材を試して大丈夫だということを確認してもらいながら、家をつくっていきます。

その結果、化学物質過敏症の人の家は、材料面では

ナラやシンゴン、しっくい、タイル、竹あじろがポイントになっている以外は、

ほとんど「無添加住宅」の標準仕様で建てられることがわかりました。

「無添加住宅」ではこのようにひとつひとつ素材選びにこだわり、

本当の意味で身体に優しい住宅を追求しています。

シックハウス症候群のみならず、化学物質過敏症のレベルに対応できる、

唯一の健康住宅であるといえます。

素材サンプルをご用意しております
素材サンプルをご用意しております
慎重な材料選びのためには、ご希望のお客様に木やしっくい、タイルなどのサンプルをお送りし、1週間から1ケ月間建材と一緒に過ごして、臭いを嗅いでも大丈夫か様子を見ていただいております。 例えば化学物質過敏症の人の住宅に使うタイルは、1200℃で焼いたものを選びます。物質は1000℃を超えると元素化してすべてが無害化するため、鮮やかな色を出す重金属や釉薬が石と同じものになるのです。

 

色々な素材
色々な素材

「無添加住宅」は、健康な住まいを必要としているたくさんの人に、

安心して住んでほしいと考えています。一般的に天然素材をふんだんにつかった家は、

プレハブ住宅などに比べて高くなると思われていますが、

普通に、誰もが、健康に暮らすことを実現するために各国のメーカーや工場に直接交渉し、

商社を通さない独自のルートを開拓してきました。

建材を自社で加工し、安価な工法を開発することでコストを大幅に落とし、

本当に良いものを一般住宅並みの価格に抑えて提供出来るようにシステムを確立しました。

また、全面無添加仕様にする必要がない場合や予算に応じて、

一部屋だけ無添加仕様にリフォームすることなどにも対応し、

本当に必要とされる柔軟な提案をしています。

工場直送
工場直送

安心や安全は誰もが普通に手にいれられるべきです。

大幅にコストを落とし、一般住宅並みの価格で

無添加住宅を提供することを可能にしました。

 

新築した家に、住めない人がいるのをご存じですか。

それはまだ「シックハウス」という言葉も一般的でなかった1999年のこと。

新築した家に住めないある家族との出会いから始まりました。

家にいると目がチカチカする。喉が痛んで頭もふらつく。

こんな症状が起こらない家を建ててほしい。

いろんなハウスメーカーをまわり、納得いく解答がえられなかった末のご訪問でした。

私たちは自然科学の知識と江戸時代の家を手本に試行錯誤繰り返しながら、

ついにご依頼の家を完成させました。

お客様は、住み始めたその日から症状が出なくなったそうです。

かねてから、日本の住宅事情に疑問を抱いていた私たちは、この出会いを機に、

行くべき道を見い出したのです。

後に『無添加住宅』と名付けることになる、最初に一歩でした。

『無添加住宅』は、化学物質過敏症の人も、健康な人も誰もが安心して

健康に暮らせるために日々研究を進め、実践しています。

住宅も自然の一部であることを考え、子供たちが受け継いで100年経っても安全に住み続けられ、

美しい住まいの骨董になることを目指しています。

 

そんな『株式会社 無添加住宅』の熱い思いをお客様へ届けるべく、

大得工務店も代理店として頑張って伝え続けて行きたいと思います(^^)/

 

 

▼前回までの記事はコチラ▼

新築なのに体に悪い?なんだかおかしい昨今の住宅事情 その1

新築なのに体に悪い?なんだかおかしい昨今の住宅事情 その2

ホントに体にいい住宅とは 「無添加住宅」本物の素材選び

 

 

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家を建てたい!ハウスメーカー?工務店? 注文住宅・リフォームは業者選びが重要です。

大得工務店(神奈川県横浜市南区)設計の無添加住宅は、漆喰の壁、無垢材の床、

自然素材の建具や住宅設備で室内の空気環境を安心快適にしてくれます。

自社の大工さん達と一丸となり、ご家族の笑顔と未来の為に100年住める家を目指したいと考えております。

戸建・一軒家・マンションアパートリノベーションをお考えの際はお気軽にお問合せください。

大得工務店「空気の考え方」 | 家づくり | 施工事例 | もご覧ください。

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