ホントに体にいい住宅とは 「無添加住宅」本物の素材選び
お手本はむかしの家づくり
化学物質を使い始める以前、日本の家は面積の広い壁には土、柱はヒノキ、
梁はマツ、床は畳、間仕切りには障子やふすまといったもので建てられていました。
日本人が健康に暮らしてきた「むかしの家」の、たくさんの土と少しの木、
そして草や紙、というバランスには大きな意味があるのです。
むかしの日本の家 |
現代の工業化された家 |
分類 |
無添加住宅の家 |
自然科学的な視点からみると、人にとって安全な住宅を建てるには
無機物をたくさん使って有機物を少なくすることがよいと考えられます。
有機物である植物は、生命連鎖の中で虫や菌から自分の身を守るために、
天然の化学物質である毒を持っています。
一方無機物は生命活動に関わっていないため毒を持つ必要がなく、
重金属や放射線物質を除けば人間には無害なものです。
素材選びは個性をみつめて
天然素材なら何でもよいというわけではありません。
例えばヒノキは虫や菌から身を守るために、殺菌・殺虫効果のある天然の化学物質を出しています。
虫に強く丈夫なので、昔から建築に用いられてきましが、
シックハウスや化学物質過敏症の人にとってはよくない素材と考えられます。
健康な人にとって害はなくても、化学物質に対する許容量が非常に少ないシックハウスや
化学物質過敏症の人はすぐに症状が出てしまうのです。
「無添加住宅」では、植物学からみた木の特性を生かし、構造材にはヒノキを、
内装には人に優しいマツやカバなどを使っています。
木材をはじめ、「無添加住宅」に使用する素材は、製造段階から一貫した管理体制によって、
シックハウス症候群や化学物質過敏症の人に対して、安全が確認される素材を使用しています。
現在、化学物質過敏症に対応できる住宅は、この「無添加住宅」だけなのです。
「無添加住宅」は食べられる。
「無添加住宅」の建材は、食べられる素材がたくさんあります。
木材の防腐・防虫・防カビ剤には「柿渋」と「塩」。
接着剤には「米」と「にかわ」に「ぎんなん草」。
先人の知恵で、しっかり建材としての機能を果たしています。
食べられるものからできているということは、何より体に安全という証です。
より良い商品をつくるために、思いつけばすぐに実験して何でも試し、
研究を積み重ねて商品開発を行ってきました。
失敗もたくさん経験しますが、そのたびにあきらめずにひとつひとつ乗り越えてこそ、
新しいノウハウと良い商品の開発ができるのだと考えています。
天然素材は美しい
「無添加住宅」で使われる天然素材は、長い年月をかけて素材そのものの持つ
魅力がましていくとともに、いつまでも長持ちし、機能的で、使うほどに愛着がわいてきます。
古くなる美しさと、現代的な表現を持った「無添加住宅」の美しい家は、
何世代にもわたって受け継ぐことができる家です。
クールーフ |
しっくい |
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玄昌石は2億数千年の時を経て形成された粘板岩で、強度、耐久性に優れた特性を持ち、永い年月にも変質しにくいのでヨーロッパでは古くから屋根材として利用されてきました。 石は時間をかけて、光や雨、風によってゆっくりと風化しています。 |
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しっくいの成分はカルシウムでもある石灰岩で1200度の熱でも燃えず、湿度を調整したり空気を浄化する作用を持っています。 白さの秘密は固まるときにできる結晶が輝いて見えるからです。 |
マツ天然木 |
コーラルストーン |
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天然木は時間が経てば自分の油で美しくなります。 無垢の木は、季節によって反ったり隙間ができることもありますが、それは木が呼吸をしている証拠です。 そしてゆっくりと色に深みが増していき、ぴったりと肌に馴染む手触りになります。 |
珊瑚に貝の化石なども入っているコーラルストーンは、中国では七宝のひとつとして扱われています。 石は時とともに表情を変え、建物の外観にも美しい陰影をつくり出しています。 |
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大得工務店(神奈川県横浜市南区)設計の無添加住宅は、漆喰の壁、無垢材の床、
自然素材の建具や住宅設備で室内の空気環境を安心快適にしてくれ
自社の大工さん達と一丸となり、
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