室内の空気を見たくはありませんか?
どんなに見たいと思っても見えないもの。オカルトなものを除くと、身の回りで唯一目に見えないものとは空気ではないでしょうか?
新型コロナウィルスの感染拡大により、皆さんの関心も固まっている空気。そろそろ話題にも上ってくる花粉も空気の話ですね。
本日は皆さんが見えていない空気が大得工務店には見えているというお話です。
私たち人間が一日で吸う空気は約21㎏!
呼吸によって体内に取り入れる空気は一日で約21kg。食べ物や飲み物よりも圧倒的に多く体内に取り入れていることになります。
でも、身体に良い食べ物や飲み物には気を付けていても、吸う空気を選ぶ人は少ないのではないでしょうか?
目に見えないものだから気をつけようがないとお考えの方もいらっしゃると思います。
室内の見えない空気の数値化。
大得工務店では、JAHRA(一般社団法人 全国健康・省エネ住宅普及振興機構)が認定している空気測定士の資格を持ったスタッフが室内の空気を測定し、分析機関で空気中の成分を分析することで空気中の成分を「見える化」しています。
TVOC測定風景 |
TVOC測定風景 |
TVOC測定風景 |
室内空気の測定にはパッシブサンプラー方式を採用しています。これは決められた高さに空気を採種するサンプラーを設置して一定の時間の経過後に分析機関にサンプラーを送付して分析してもらうという、とてもシンプルなものです。
データ分析で見えてきた空気
分析機関からはサンプラー内の空気を分析した結果が送られてきます。
これを見ていくと、室内の空気成分にあるべきものと、室内の空気成分にあるべきではないものが数値となって現れます。
日本の家は本来であれば木(柱)と土(壁)で構成されているはずです。
しかしながら現代の住宅では、壁紙にビニールクロスを使用することが多く、ビニールクロスを貼るための接着剤(有機化合物)の成分が検出されます。木のように見える床材や建具も薄くスライスした板を接着剤を使って作った合板を使用しています。皆さんが新築の住宅で感じる「新築のにおい」というのは、実は接着剤の臭いなのです。
自然素材で家を建てるということ
大得工務店が手がける無添加住宅は、無垢材、漆喰、天然石などの自然素材だけで作る家。
一般の住宅のようにビニールクロスや接着剤を使わないので、当然室内の空気には有機化合物は検出されません。
それゆえ大得工務店が建てる無添加住宅の新築時には、「新築のにおい」はありません。
そこにあるのは自然と同じ成分のきれいな空気。完成直後から思いっきり深呼吸できる家。それが無添加住宅なのです。
・接着剤で重ねた合板のフローリングは使わずに「無垢材」のフローリングを使います。
・接着剤が必要なビニールクロスは使わずに壁は「しっくい」で塗ります。
・建具で使用する集成材を接着するのは、「米のり」を使います。
・木材に色を付けたいときは「柿渋」で塗ります。
大得工務店のモデルハウスでは、しっくいの壁と無垢材のフローリングできれいな室内環境を実現しています。昔ながらの天然素材を最新の技術で施工することにより快適なお住まいを提供し、ご家族の笑顔と自然の未来の為に「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。
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