見えない空気が見えてくる不思議な話
私たち人間が一日で吸う空気は約21㎏!
呼吸によって体内に取り入れる空気は一日で約21kg。食べ物や飲み物よりも圧倒的に多く体内に取り入れていることになります。
でも、身体に良い食べ物や飲み物には気を付けていても、吸う空気を選ぶ人は少ないのではないでしょうか?
目に見えないものだから気をつけようがないとお考えの方もいらっしゃると思います。
今回は、目に見えないはずの空気が見えてくる不思議なお話です。
室内の見えない空気の数値化。
大得工務店では、空気測定士の資格を持ったスタッフが室内の空気を測定、分析することで空気中の成分を「見える化」しています。
室内空気の測定にはパッシブサンプラー方式を採用しています。
TVOC測定風景 |
TVOC測定風景 |
TVOC測定風景 |
これは決められた高さに空気を採種するサンプラーを設置して一定の時間の経過後に分析機関にサンプラーを送付して分析してもらうという、とてもシンプルなものです。
データ分析で見えてきた空気
分析機関からはサンプラー内の空気を分析した結果が送られてきます。
これを見ていくと、室内にあるべきものと、室内にあるべきではないものが数値となって現れます。
日本の家は本来であれば木(柱)と土(壁)で構成されているはずです。
しかしながら現代の住宅では、壁紙にビニールクロスを使用することが多く、ビニールクロスを貼るための接着剤(有機化合物)の成分が検出されます。皆さんが新築の住宅で感じる「新築のにおい」というのは、実は接着剤の臭いなのです。
自然素材で家を建てるということ
大得工務店が手がける無添加住宅は自然素材だけで作る家。
ビニールクロスや接着剤を使わないので、当然室内の空気には有機化合物は検出されません。
無添加住宅の新築時には、いわゆる「新築のにおい」はありません。
完成直後から思いっきり深呼吸できる家。それが無添加住宅なのです。
・接着剤で重ねた合板のフローリングは使わずに「無垢材」のフローリングを使います。
・接着剤が必要なビニールクロスは使わずに壁は「しっくい」で塗ります。
・建具で使用する集成材を接着するのは、「米のり」を使います。
・木材に色を付けたいときは「柿渋」で塗ります。
大得工務店のモデルハウスでは、しっくいの壁と無垢材のフローリングできれいな室内環境を実現しています。昔ながらの天然素材を使用しているのに現代の建材よりも快適なお住まいを提供し、ご家族の笑顔と自然の未来の為に「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。
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