すっきり収納したい2023年9月21日(木)
家を購入したり、賃貸住宅をさがしたりするときは、
場所や広さ、間取りを優先して物件を選ぶことが多いですよね。
つまり、決まった部屋のつくりに、生活をあわせて暮らしていることになります。
少し古い情報になりますが、2008年の総務省統計局の調査によると、
1住宅あたりの延床面積の平均は94.13㎡という結果がでています。
一戸建が128.64㎡と最も広く、
共同住宅(マンション、アパート等)は47.92㎡となっています。
欧米諸国と比べると、かなり狭い面積となります。
日本は、国土が狭く、土地の価格が高いこと、
個より家族との和を大切にする考え方が影響していると想定されます。
1つのお風呂を家族全員で使用、親子一緒に一つの寝室で眠る日本とは異なり
欧米諸国では、各ベッドルームに専用バス・パウダールーム、
子どもの頃から自分の部屋、ゲストルームがあることは珍しいことではありません。
住まいの不満に関する調査をすると、「収納がたりない」と答える方が多いそうです。
しかしながら、キッチンやお風呂などの設備、家具、
人が動いたり、くつろいだりするスペースを考慮すると、
収納スペースは簡単には増やせませんよね。
想像してみてください。
ご自宅が、収納スペースを有効活用し、すっきりと片付いていたら…
・ゆったりとくつろげる
・早く家に帰りたくなる
・お気に入りのものを素敵に飾ることができる
・モノを探すことがなくなり、イライラが解消する
・無駄な買い物(買い置き)が減る
空間が心のゆとりにつながり、プラスの方向に向かうイメージができましたでしょうか。

限られた収納スペースを有効的に使うためには、
・使う場所のそばに収納する
・収納スペースにあわせて、お気に入りを選ぶ
・つめこみすぎない
まずは、この3点を意識してみましょう。
そして、小さなお子様がいる、ご家族は、片付かないと焦らないでくださいね。
お子様が自由に動きまわるようになった成長の証として、今の時期をとらえてください。
キッチンや浴室、窓回りなど、お子様の危険につながる場所だけ、
すっきり収納を少し意識してください。
大得工務店で、新築、リフォームする際は、お住まいになる方の人数や年齢、
ライフスタイルにあわせて、収納計画を提案させていただきます。