中古マンションのリノベーション 購入の判断基準
前回、中古マンションを購入して
リノベーションをする時の
イメージを、ご紹介しました。
今回は、築年数や価格はもちろんのこと
購入判断の重要な要素となる
マンションの管理規約や状況などに
ついてご紹介します。

◆管理規約、管理組合規定
管理規約や管理組合規定には
ご自身の所有部分(専有部分)と
リノベーションができない部分(共用部分)の
範囲が記載されています。
そのほかにも、リノベーションに関する
内容が書かれています。
1.組合への申請、工事可能な時間帯
工事着手前に、管理組合に必要な書類を提出し、
承認を得るのが一般的です。
また、工事の時間帯は、
月曜から土曜の9;00~17:00等、
曜日と時間帯が定められています。
日曜日は施工できませんが、それ以外に
祝日や土曜日は工事が禁止されている
マンションもあります。
これらの条件により、
着工日、工期が変わる可能性があります。
これらは、現在の住居の解約日や売却日、
引っ越しの日程に影響します。
そのほか、マンションの設備等により
工事費が変わることがあります。
2.床材
遮音性能だけでなく、マンションによっては
材質まで規定されていることがあります。
・すべてカーペット敷であること
(既存のクッションフロア部分を除く)
・無垢材は不可
マンションそのものを優先するか、
ある程度、内装にこだわりたいか、
購入の判断材料になることもあります。
3.電源容量
契約可能な最大容量が定められています。
・キッチンのコンロはIHにしたい
・すべての部屋にクーラーをつけたい
と計画していても、特に、築年数が古いと
電源容量オーバーで、つけられないことがあります。
◆修繕積立金・大規模修繕費
エリアや築年数、広さが類似している
物件と比較して、極端に費用が
変わらないか確認しましょう。
人件費や原材料価格の急激な高騰により
やむを得ず、大規模修繕を先送りしたり、
内容を見直すことは少なくありません。
過去の大規模修繕の状況を確認することも
おすすめします。
そのほか、ご出産やお子さまの入学、
転勤等のライフイベントを考えながら、
あわせて、定期的に支払うお金を確認して
資金計画を立てましょう。
・管理費(毎月)
・駐車場代(毎月)*空き状況も確認
・CATV利用料
・住民税(日本一高い地域?!の横浜) 等
◆マンションの状況
管理会社(管理員さん)により、
きちんと清掃がされているか
住民の方が決まり事を守っているか
確認するために、以下の場所を
見てみましょう。
・エントランス、郵便受、
宅配ボックス周辺
(入り口は、マンションの顔です!)
・ゴミ置き場
また、どのような方が住んでいるのかも、
気になりますよね。
マンションの掲示板に、
生活マナーに関する注意喚起があるか
確認するのは、一つの方法です。
いかがでしたでしょうか。
大得工務店(神奈川県横浜市南区)設計の
無添加住宅は、漆喰の壁、無垢材の床、
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