石の屋根2020年5月16日(土)
もう何日もすると、6月水無月ですね。
水が無い月なのに梅雨の時期なんて。旧暦との差を感じたり
最近では地球温暖化の影響により梅雨の後に来る暑い夏が、今から苦痛に感じたりする
リフォーム担当のすずきです。
夏のさなか、2階のお部屋とか小屋裏や屋根裏のお部屋は
長く居れないくらい暑いですよね。
建物の1番上にあり、太陽直射日光の影響をまともに受けるのが屋根ですもんね。
それに近いお部屋(空間)は暑いはずです。。。。
一般的に普及しているコロニアル屋根はスレート素材ですね。
昔ながらの瓦屋根のお宅もまだまだありますね。
セメント瓦やガルバ鋼板の屋根・・・・等、種類はありますが
先日、新築の現場で屋根を葺く前の準備に遭遇したので写真をパチリ。
「身体に悪いものは使わない」な無添加住宅の屋根は、「クールーフ」という
石の屋根が葺いてあります。
石の屋根なんて重いのでは・・・・?と思い
屋根材を比較している情報をのぞいてみると
屋根1坪に対しての重量。
コロニアルで約70kg、瓦桟葺きの日本瓦で約160kg
モニエル瓦(セメント系)で約150kg、クールーフは約95kgだそうです。
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クールーフは、「天然の日傘」とも呼ばれていています。
しかも、引き掛け金具の間を風が抜けるので暑くなりにくく、遮熱効果にも優れています。
そして、何より、塗りなおしが無いことでメンテナンス費用が抑えられます。
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漆喰の外壁との相性もしっくりきています。
デザイン性だけでなく、再利用性まで高い石屋根クールーフ。
メンテナンスのランニングコストを考えると、天然の日傘への葺き替えも
おススメ致します。