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無添加な素材のはなし ~Vol.5~ 生きているムク材2020年5月19日(火)

無添加住宅で使われる、美しく、楽しい素材。

ここであらためて、それらの魅力をお伝えしていきたいと思います。

 

今回紹介するのは、「天然ムク材」です。

当然ですが、昔は木材といえばムク材でした。

使用する箇所によって堅い木、柔軟な木、防水性の高い木、防虫性の高い木などを使い分けてきました。

では現在はというと、

コスト面や生産性の面から、ムク材に代わり添加物だらけの粗悪な木(もどき)が氾濫している現状です。

反りや軋みが無いからといって、化学接着剤の塊のような集成材や、

年月が経つとボソボソと剥がれてしまうようなプリントの木目に魅力はあるでしょうか?

しかも、万一の火災時にはそれらの「木もどき」の建材は、猛烈な化学物質をまき散らして、生命を奪うのです。

 

ムク材に触れてみると、まずその優しさが伝わってきます。

夏はひんやりと涼しく、冬はじわっと温かいのです。

また、木の優しい香りに包まれてください。木立の中に居るかのようです。

使い込むほどに本物の木だけが見せる味わいも感じます。

ムク材調湿性能も持っています。室内が乾燥すれば水分を吐き出し、

湿気が多い時には水分を吸い込みます。

健康に暮らすために選んだ素材は生きているのですね。

「無添加住宅」ムク材しか使いません。

だから磨いたりワックスを塗り直したりの日頃のお手入れも大事になります。

そうした家とのお付き合いも楽しみになるのが「無添加住宅」の魅力といえます。

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