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新築現場より~U様邸 擁壁工事

2022年9月2日(金)

大得工務店が手掛ける無添加住宅の建設現場から、神奈川県U様邸の地盤・基礎工事の様子をレポートいたします。
前回のレポートでご説明した通り、U様邸の敷地は前面道路との高低差があります。既存の擁壁は存在したのですが、U様のご希望するレイアウトや建物の規模の都合上、新たに擁壁工事を行うことになりました。

1.既存擁壁の解体工事

既存RC駐車場解体
既存RC駐車場解体
既存RC駐車場解体
既存RC駐車場解体

まずは既存の擁壁を解体していきます。擁壁の解体は、ただ壊すだけではありません。「擁壁」とは土砂崩れを抑えるための構造物なので解体したときの土の動きを常に注意深く見る必要があります。また、隣地との境界部分は特に慎重に工事を行います。

2.鉄筋工事

鉄筋工事
鉄筋工事

既存擁壁の解体が終わると、新しい擁壁を作るための鉄筋を組んでいきます。この時に土を掘り起こす必要があるのですが、掘り起こした土を敷地内の別の場所に移し、工事が終わったら次の場所の土を移して工事をするという非常に苦労したポイントです。
ダンプカーなどで大量の残土を搬出してしまえば楽なのですが、U様邸の場合は残土の量が多く、ダンプカー数十台分の費用もかさむので敷地内に仮置きをする方法で工事を進めました。

3.擁壁工事

擁壁工事
擁壁工事
隣地擁壁工事
隣地擁壁工事

鉄筋の枠にコンクリートを流し込んで擁壁を作っていきます。U様邸の擁壁は鉄筋とコンクリートで作るため、「RC擁壁」と呼ばれています。この工法は現場で型枠を組んで作っていくため、既製品を使って作るよりも自由度が高く、ご施主様の要望をかなえていく注文住宅にピッタリの工法です。

4.擁壁工事完成

擁壁完成
擁壁完成
擁壁完成_基礎墨を出すためのやり方
擁壁完成_基礎墨を出すためのやり方

コンクリート養生期間が経過した後で型枠を外すと新しい擁壁が姿を現します。この後で擁壁の内側に土を戻し、ようやく擁壁工事が完了です。

 

大得工務店の無添加住宅新築建設工事現場では、後からでは施工できないところ(地盤部分)にも細心の注意を払い、家族と自然の未来の為に、「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。

大得工務店の家づくり | 大得工務店の施工事例 | もご覧ください。

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