意外と奥深いトイレの種類と選び方
皆さんはトイレを選ぶとき、何を基準に選択しますか?
お掃除のしやすさ?コスパの良さでしょうか?はたまた見た目重視でなんて方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、意外と奥が深い?トイレの種類や選び方について解説していきたいと思います。
トイレの種類と特徴
トイレは大きく分類すると、和式トイレと洋式トイレの二種類に分類する事が出来ます。
和式トイレは昔ながらの日本スタイルのトイレで、しゃがんで用を足すのが特徴です。
お年寄りや体の不自由な方などの利用が難しい事もあり、
一般家庭においては化石といっていいくらい新しく導入される事はほぼ無くなりました。
洋式トイレは近年の主流といってもいいトイレで、椅子に座るように腰かけて用を足すのが特徴です。
この洋式トイレを更に細分化すると以下の4つに分ける事が出来ます。
■タンク式組み合わせトイレ(分離型トイレ)
■タンク式一体型トイレ
■タンクレストイレ
■システムトイレ
それではそれぞれメリットとデメリットを見ていきましょう。
タンク式組み合わせトイレ(分離型トイレ)のメリット・デメリット
タンク式組み合わせトイレとは最も一般的な形のトイレで、便器・タンク・便座がそれぞれ独立している。
・メリット
普及している数も種類も多いため価格が安く、組み合わせによっては利便性や清掃性などを高める事が出来る。
また上部に手洗いを付けるかどうかを選択する事も可能となっている。
中でも一番のメリットとも言えるのがパーツが独立してる事で、
故障した際にパーツごとに修理が可能なのは有り難いポイントである。
・デメリット
タンクに水が溜まり切るまで、再度水を流す事が出来ない。
そして独立してる為、デザインに凹凸や隙間、入り組んだ箇所などが多くあり、
掃除の際に若干面倒であり、多少の細やかさが求められる。
そう言う面では清掃性において一体型やタンクレスと比べると劣ると言える。
タンク式一体型トイレのメリット・デメリット
タンク式一体型トイレとは便器・タンク・便座(ウォシュレット等)が一体となっている。
・メリット
凹凸が少なくツルンとしているので、掃除がしやすくなっている。
上部の水栓の有無を選択する事が出来き、手洗い開口部も広く傾斜があるので手洗いしやす。
また組み合わせトイレと比べ一体感がありデザイン性も高い。
・デメリット
便座やウォシュレット等が故障した際に、メーカー修理になる為修理費も高くなる傾向にある。
メーカーで修復出来なかった場合、便器ごと交換になる事がある。
組み合わせトイレと違い、タンクも陶器ではなく便座などと同様に樹脂で出来ている。
タンクに水が溜まるまで再度流す事が出来ない。
タンクレストイレのメリット・デメリット
タンクレストイレとは後方に水を貯めるタンクを持たないトイレで、デザイン性にこだわる人から人気のあるトイレ。
・メリット
タンクが無く凹凸も少ない為、とても掃除がしやすい。掃除する面積も少なくて済むのも嬉しい所。
便器自体がコンパクトでデザイン性も高く、トイレ空間をスッキリ広々使用する事ができる。
水道管に直結しその水圧を利用して流すので、水を連続して流す事が可能。
・デメリット
トイレ本体に手洗いが付いていないので、必要な場合は別途用意する必要がある。
価格が他のトイレと比べ高い上、便座やウォシュレット等が故障した場合、便器本体ごと交換の可能性がある。
水を流すのに、電気を使用している為、停電した際は、フラッシュ機能が使えなくなる。
(バケツ等により手動で水を流さなければならない。)
水圧が弱いと設置出来ない機種などもある。
システムトイレのメリット・デメリット
システムトイレとは、手洗いシンクや収納キャビネットなどを自由に組み合わせる事が出来るトイレ。
・メリット
収納がある事で散らかりがちな掃除道具やペーパーの在庫などをスッキリ整理する事が出来る。
既存の配管を利用できる為、大掛かりな、給排水工事も無く設置が可能。
セット商品のため、ほぼカタログのイメージどおりに設置できる。
・デメリット
収納タイプの場合、設置できる間口に制限があり、設置するにはそれなりのスペースがいる。
その他のタンク式組み合わせトイレ・タンク式一体型トイレ・タンクレストイレと比べると工期が長くかかる。
便座やウォシュレット等が故障した場合、便器本体だけでなく、カウンターや手洗い部分も含めた丸ごとを交換の可能性がある。
さて、いかがだったでしょうか?
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