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今すぐできるSDGsの取り組み(その1)

2022年9月21日(水)

今すぐできるSDGsの取り組み
今すぐできるSDGsの取り組み

持続可能な社会を実現するための世界全体の目標、「SDGs」。
大企業や政府がやるべきことだと思ってませんか?
実はこの取り組みは私たち個人の取り組みも非常に重要なのです。

でも、個人でできることって?いったい何をすればいいの?と思っている方も多いのではないでしょうか?

まずはSDGsの17の目標を確認しましょう。

1.貧困をなくそう - あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせる

2.飢餓をゼロに - 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する

3.すべての人に健康と福祉を - あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

4.質の高い教育をみんなに - すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

5.ジェンダー平等を実現しよう - ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う

6.安全な水とトイレを世界中に - すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに - すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

8.働きがいも経済成長も - 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の安全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

9.産業と技術革新の基盤をつくろう - 強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの促進を図る

10.人や国の不平等をなくそう - 国内及び各国家間の不平等を是正する

11.住み続けられるまちづくりを - 包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

12.つくる責任 つかう責任 - 持続可能な消費生産形態を確保する

13.気候変動に具体的な対策を - 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

14.海の豊かさを守ろう - 持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

15.陸の豊かさも守ろう - 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の促進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様化の損失を阻止する

16.平和と公正をすべての人に - 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する

17.パートナーシップで目標を達成しよう - 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

(出典:外務省|持続可能な開発目標(SDGs)と日本の取組)

個人でできるSDGsの取り組みとは?

個人が今すぐにできるSDGsの取り組み
個人が今すぐにできるSDGsの取り組み

上記の17の目標のうち、私たち個人が今すぐにできるSDGsの取り組みはたくさんあります。
今日は「家から出なくても」「簡単に」「お金をかけずに」できる取り組みをご紹介いたします。

1.節電・節水を心掛ける

気候変動に具体的な対策を
気候変動に具体的な対策を

日本で暮らしていると水と電気はいつでも使えるものとあまり意識せずに使っている方も多いのではないでしょうか?
しかしながら水も電気も有限で、家庭に届くまでの間に非常に多くのエネルギーが消費されています。
火力発電所などがすぐに思いつく例です。火力発電所で電力を作るときに多くの温室効果ガスが排出され、これが地球温暖化の原因のひとつとなっています。
節電・節水はすぐにでも実践できます。使っていない部屋の電気を消す。普段使わない家電製品はコンセントを抜いて待機電力を使わないようにする。食器を洗うときに水を出しっぱなしにしないなど、必要なものを我慢するのではなく、無駄をなくすところから始めましょう。

2.フードロスを減らす

つくる責任 つかう責任
つくる責任 つかう責任

食材や食品は、食べ切れる量だけを買うようにして、できるだけフードロスを減らすように心掛けましょう。
農林水産省によると、日本国内のフードロス(本来は食べられるのに捨てられる食品)の量は、2018年は年間600万トン。実に一人あたり年間で約47㎏もの食品を破棄していることになります。安いからと言って必要以上の量を買わないこと、買ったものは余さずに使い切ることでフードロスの量を減らすことができます。
また家庭でのフードロスだけではなく、スーパーマーケットやコンビニなどの店舗でのフードロスが起こらないように意識してみましょう。
商品を棚からとるときに、無意識のうちに奥から取ってしまいがちですが、すぐに使うものは手前から取る。賞味期限が近い見切り商品を優先的に買うなど、ほんの少しだけフードロスを意識して買い物をしてみましょう。

3.災害に対する備えをしておく

住み続けられるまちづくりを
住み続けられるまちづくりを

SDGs目標11(住み続けられるまちづくりを)では、災害などがあっても早く回復できる街づくりに着目しています。
私たち個人ができることは、災害に対する備えをしておくことです。
災害に対する備えとしては、たとえば下記のようなものがあります。

  • 室内でできる安全対策(窓に飛散防止フィルムを貼る、カーテンを閉めるなど)
  • 水の確保(飲料水のストック確認、生活用水は浴槽に水を張って確保)
  • 非常持出袋の中を確認(懐中電灯、携帯用ラジオ、救急用品、モバイルバッテリーなど)
  • 調理が不要な食品を準備(アルファ化米、缶詰、チョコレートなど)

このように事前に災害に対する備えをしておくことで、住み続けられるまちづくりという目標を達成するだけでなく、自分たちの命を守ることにもつながります。災害に対する備えについてはこちらの記事もご覧ください。「備えあれば患いなし~自然災害に備えましょう~

いかがでしたか?「SDGs」の考え方をより身近に感じて頂けたかと思います。企業や政府が主導となって大規模で進めるSDGsの取り組みも重要ですが、私たち個人が今すぐに始めることができる活動もたくさんあります。SDGsの取り組みは全て「自分たちの未来のため」に行うということ。これを機会にほんの少しだけでも地球に優しい活動をしてみませんか?

 

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