環境に優しいエコロジーな断熱素材『炭化コルク』
炭化コルクとは?
炭化コルクは、コルク樫の樹皮を剥ぎ取り、それを集めてブロック上に蒸し焼きにして炭化させたもの。
コルク自体は樹脂成分だけで固まるため、天然100%の素材です。
また、コルク樫は1度剥ぐと、9年間で再生するため、エコロジーな素材でもあります。
コルクの歴史
コルクには、とても長い歴史があり、コルクの起源は第三紀(6430万年前から260万年前)と言われています。
紀元前4世紀には屋根の断熱材や瓶の蓋、サンダルの底など様々な用途で使われてきました。
17世紀、修道士のドン・ペリニヨンは、コルクがワインの最も理想的な密封方法だと考え、工業化がスタート。
時代は流れ、産業革命後になっても、その性能が重要視され、工業的にも、コルクは広く普及されていきました。
日本では、江戸時代末期、諸外国から持ち込まれた洋酒類に使われていたコルク栓を再製し、目薬瓶の栓として利用したのがコルク加工のはじまりと言われています。
現在では、自動車や宇宙産業、建築業界など幅広い分野でコルクが採用されています。
また、スポーツ用品や楽器、コースター、コルクボードなどに使用されています。
炭化コルクはエコロジーな素材
炭化コルクの原料となるコルク樫は、ポルトガル、スペイン、南フランス、北アフリカの地中海沿岸地域に群生しています。
木の寿命は約200年ですが、これを伐採せず、羊の毛を刈るようように丹念に樹皮だけを剝ぎ取ります。
コルク樫は再生力が強く、約9年のサイクルで再生し、トータルで約20回、コルクの樹皮を採取することができるエコロジーな素材です。
また無添加住宅が断熱材として使う炭化コルクは、伐採したコルクの中でも廃棄されるバージンコルクや、ワイン栓に使うコルクの残りなどを利用し、資源を有効的に活用しています。
いかがでしたか。
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