無添加住宅に長く暮らすためのお手入れのコツ 前編
無添加住宅で建てる自然素材の家は、お手入れをするごとに
深みのある雰囲気を醸し出し、時が経てば経つほど愛着が湧きます。
経年変化による美しさや風合いは、自然素材ならではの唯一無二な付加価値です。
そんな無添加住宅のお家をより長く、大切に暮らすための
お手入れのコツを前後編でご紹介いたします(^^♪
是非参考にメンテナンスしてみて下さいね。
①屋根のお手入れ
屋根石は天然石をし使用しておりますので基本的にはお手入れの必要はありませんが、
ごくまれに石の薄い層がめくれる場合があります。
②外壁・しっくい
美しく白いしっくいは放湿て雨、風で汚れてきます。
しかし、それは無添加住宅の特徴である壁自身が通気する性能の為です。
しっくいの壁は多孔質であるため雨が降ると水分を吸収しますが、
晴になると水分を放湿する性質を持っています
その他水分の蒸発が遅れる北側の壁や、日当たりの悪いところ、
ひさしの無い壁面では、空気中の微生物などが付着して
黒く点状に汚れはじめ、苔などが発生する事がありますが構造上は問題ありません。
【お手入れ】
庇が短く、外壁などの雨が当たる部分では、黒い汚れがつくことがあります。
この黑い黒い汚れの正体はいくつかあります。
空気中の排気ガスやほこりなどが雨に運ばれてしっくい表面に付着したものや
虫の糞、鳥の糞、またはそれらが養分となりカビ化したものです。
どちらも壁についた早期の段階であれば、水をかけるだけで落ちたり、
また、軽くブラシやタワシでこするだけで落ちます。
種類としては、車のタイヤを洗うような大きなブラシ、亀の子タワシ、
裏に硬い部分の着いているキッチン用スポンジ、
メラミンフォームなど多様なものでこすれます。
③外部アイアン製品
1年に一度、油を塗り込んで、ふき取ります。
(塗装仕上げの場合は定期的な点検を行い、必要に応じて再塗装を行います)
④外部ガラスブロック
ガラスブロック回りのシーリング部分は劣化しますので、
5~10年ごとに点検を行ってください。
(ただし、シリコンで防水をしていませんので、劣化していても
雨漏りすることはありません
劣化が進んだ部分は取り除き、シーリング材を交換することで補修できます。
⑤外壁・木部
外部の木造のお手入れは、最初は1~2年目、
その後は5年ごとに仕上げ材の上塗りをお勧めしいます。
お手入れ目安は水の弾き具合。水がしみてきたら要注意!
そのまま放置していると、腐り始めます。
⑥玄関ドア
木製ドアが汚れた場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で汚れを落とし、
から拭きをしてください。水がしみてくると要注意。
そのまま放置していると腐りはじめますので、その場合、
ドアと枠に柿渋と荏油、無添加ワックスなどを塗って下さい。
無垢材であるため、施工後に1~2度は枠とドアの調整が必要です。
季節によってガタつきが起こる場合もあります。
専門の業者に調整を依頼して下さい
ドアの閉まる速度が早い、スムーズに閉まらないなどの場合、
ドアクローザーの調整弁を操作してください。
■後編はコチラ
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家を建てたい!ハウスメーカー?工務店? 注文住宅・リフォームは業者選びが重要です。
大得工務店(神奈川県横浜市南区)設計の無添加住宅は、漆喰の壁、無垢材の床、
自然素材の建具や住宅設備で室内の空気環境を安心快適にしてくれ
自社の大工さん達と一丸となり、
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