ベンガラ 体にやさしく心になじむ塗料｜横浜市の家づくり
ベンガラとは、酸化鉄を主成分とした
天然素材の顔料です。
伝統的に、絵画や陶器の着色、化粧品などに
使用されていました。現在は、
塗料や研磨剤として使用されています。
インドのベンガル地方産のものを
輸入したため、「ベンガラ」と言われる
ようになったそうです。
ベンガラは、人類が最初に使った顔料です。
フランス南西部のラスコー洞窟や
スペイン北部のアルタミラ洞窟の
赤色動画は、約１７，０００年前に
作られています。
日本には中国から輸入したことにより広がり
縄文時代には、赤色のベンガラを施した
埴輪や土器が使われています。
青森県の三内丸山遺跡からは
５５００年前の赤漆の土器が出土されています。
日本では
・陶磁器の模様書き（九谷、有田、伊万里など）
・漆器の下塗（輪島、讃岐など）
・家具塗装、塗料、朱肉、船舶の錆止め
など幅広く使用されています。
京都の弁柄格子は、京都の景観に
なじんでいますね。
ベンガラ塗料のメリット
（１）経年劣化しにくい
防虫・防腐効果もあり、日本古来の
天然塗料である柿渋と混ぜ合わせることで
さらにその効果が高まる
（２）体にやさしい
（３）自然素材ならではの風合い
ベンガラ塗料のデメリット
（１）量産できないため、補修の際に
完全に同じ色を作るのが難しい
（２）色の彩度が低く、色数が少ない
私共が使用するベンガラは
溶剤に豆乳と焼酎を使用しているため
家を建てたときに感じる
シンナーのようなにおいはありません。
古くから日本人の心になじんでいるベンガラ。
住まい手にやさしい塗料を
使用してみませんか。
いかがでしたでしょうか。
大得工務店（神奈川県横浜市南区）設計の
無添加住宅は、漆喰の壁、無垢材の床、
自然素材の建具や住宅設備で
室内の空気環境を安心快適にしてくれ
自社の大工さん達と一丸となり、
100年住める家を目指したいと考えて
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