人にも自然にもやさしい柿渋のすごいパワー!2023年8月31日(木)
柿渋は日本古来から愛用された自然の恵み
まだ青い渋柿

まだ青い渋柿
柿渋とは、まだ青いうちに摘み取った未熟な渋柿を圧搾し、発酵し熟成させたもの。
とても優れた特質をいくつも持っていて、
日本では古くから火傷・しもやけ・血圧降下・二日酔い防止
蛇、ムカデ、蜂などの解毒などなど、
民間薬として用いられたり、釣糸や魚網に塗り込んで劣化を防いだり、
漆の下塗り、番傘の上薬としてや衣類に塗料と、
ホントに様々な用途で親しまれてきました。
これは渋柿の渋さの元である、『カキタンニン』という成分のおかげなんです!
幅広く活躍するカキタンニンのすごい力!
柿渋に含まれるこの『カキタンニン』という成分。
防虫、防腐、防水の効果がある事が知られていて、
最近では奈良県立医科大学グループの研究によって、
新型コロナウイルスを不活性化する事が報告されたそう!
また塗料としての柿渋は防腐・防虫・防カビにとどまらず、
柿渋を塗ったところに太陽の光を当てると、
時間を追うごとに、だんだんと味わい深い色味に変わってゆくのです。
性能はもちろんですが、その風合いはペンキではまず表せません!
時間の経過と共に、変化してゆく我が家は、
きっとあなただけの特別な価値を感じて頂ける事でしょう♪