熱中症の初期症状と対策
行動制限のない2022年の夏休み。様々なレジャーを計画されている方も多いのではないでしょうか。
いったん落ち着いたように見えた猛暑もまだまだ現役。大得工務店のある横浜市でも体温と同程度の日が続いています。
夏休みということもあり外出の機会が多い時期です。くれぐれも熱中症には気を付けてお過ごしください。
本日は熱中症の初期症状と、万が一熱中症の症状が出た時の対策についてご説明いたします。
熱中症とは?
熱中症とは、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性があります。
めまいや顔のほてり
めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状は熱中症の初期症状に多いサインです。 一時的に意識が遠のいたり(熱失神)、腹痛などの症状が出る場合もあります。
筋肉痛や筋肉のけいれん
「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。 筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなったりこともあります。
体のだるさや吐き気
体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。
汗のかきかたがおかしい
ふいてもふいても汗が止まらない、もしくはまったく汗をかかないなど、汗のかき方の異常は、熱中症のサインの可能性があります。
体温、皮膚のの異常
体温が高くて体を触るととても熱い、皮膚が赤いなどの症状も熱中症のサインです。
呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
声をかけても反応しない、あやふやな返答をする。また、体がガクガクとひきつけを起こす、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、重度の熱中症の可能性があります。すぐ医療機関を受診しましょう。
自分で水分補給ができない場合はすぐに医療機関へ
自分で水分補給ができない場合は大変危険な状態です。無理に水分を口から飲ませることはやめて、すぐ医療機関を受診しましょう。
めまいや立ちくらみなどの熱失神が起きた時の対処法
熱中症の初期症状で多く見られるめまいや立ちくらみなどの基本的な対処法として、まずは、意識がはっきりしているかを確認しましょう。意識が朦朧としているようであれば、迷わず医療機関へ。意識がはっきりしている場合は、次のような対処法を行いましょう。
安全で涼しいところへ移動させましょう
このとき、自分の足で歩ける状態でもめまいや立ちくらみで転倒する恐れがありますので、両側から2人で支えると安全です。
横になって休ませましょう
足を高くすることで、心臓への血流がよくなって血圧が上がり、脳への血流を改善させる効果が期待できます。
保冷剤やペットボトルなどで体を冷やしましょう
保冷剤やペットボトルをタオルなどで巻き、首筋やわきの下などの静脈(太い血管)を冷やしましょう。(保冷剤を直接当てると凍傷を起こすこともありますので、十分い注意してください。)
水分補給を行いましょう
スポーツドリンクや0.1%~0.2%の濃度の食塩水(1リットルの水に対して1g~2gの食塩を加えたもの)などを自分で飲んでもらい、体内から失われた水分と塩分を補います。自分でうまく飲めない場合や、嘔吐や吐き気などで水分補給ができない場合は医療機関を受診しましょう。
熱中症は初期症状を早く見つけることができれば重症化を防ぐことが可能です。上記のことを基礎知識として安全なお散歩(外出)をお楽しみください。
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