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自然の風で涼しいクールーフ工法

2022年7月15日(金)

大得工務店が手がける無添加住宅の特徴の一つ「石屋根」。
この屋根は、なんと天然の石を薄く板状に加工したもの、つまり石を使います。石屋根は重いというイメージを持たれるかもしれませんが、特許取得済の独自の工法で瓦屋根よりも約30%も軽く仕上げることが可能です。

クールーフってなんだ?

ヨーロッパの街並み
ヨーロッパの街並み

涼しい(クール)屋根(ルーフ)という意味を持つクールーフは、天然石である粘板岩を使用しています。粘板岩とは、数億年にわたり泥質堆積岩が圧密された地層の地下深くで、地殻変動によってもたらされた高温・高圧によって生じた岩石です。この粘板岩は板状に加工しやすく、建築材料として古くからヨーロッパなどで屋根材として利用されてきました。数百年もの風雨に耐えて、現在にその美しさを保っているヨーロッパの街並には、欠かすことのできないものとなっています。また、日本においても東京駅の駅舎の屋根にも使われているように古来から使われている建築素材です。
クールーフとははこの粘板岩を独自の工法で葺く石の屋根です。

クールーフの特長

屋根裏部屋が暑くない

クールーフの仕組み
クールーフの仕組み

当社独自の工法により、屋根部の熱を自然の風力で自然換気することで、従来の屋根以上の涼しさを実現。

石だけど軽い

クールーフ工法
クールーフ工法

広い面積の石を、独自の引っ掛け工法で葺くので、重ねしろが少なく、現在普及している平瓦に比べ、約30%も軽く葺くことができます。そのため屋根が重くならないので、地震時の揺れ等に対しても、構造躯体に負担がかかりません。

環境・エコロジー・健康

天然石ですので生産は無公害。アスベストなどの飛散物質も全くなく、生産にあたって二酸化炭素を排出しません。また、引っ掛けなので石に傷を付けることなく、再利用が簡単にできます。

石で作った屋根
石で作った屋根

クールーフは、生産から建築、維持、再利用まで、生涯にわたってかかる費用が少ない省エネ屋根です。
大得工務店のモデルハウスも、もちろんクールーフ工法で施工しています。昔ながらの天然素材を使用しているのに現代の建材よりも快適なお住まいを提供し、ご家族の笑顔と自然の未来の為に「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。

身体に優しい自然素材 | 大得工務店の施工事例 | もご覧ください。

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