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無垢材ってなんだ?

2023年4月12日(水)

無垢材とは

無垢材で作ったロフト
無垢材で作ったロフト

無垢材とは、山林から切り出した丸太を切って作った自然な状態のままの木材のことをいいます。 無垢材は自然の木をそのまま使うので、木のもつ柔らかい肌触りと温かみを味わえます。また、当然のことですが、一枚一枚の木目や色味の微妙な違いがあり、それらが時間が経つごとに深い味わいが出てきます。(大得工務店では経年美化と呼んでいます)

大得工務店が無垢材にこだわる理由

私ども大得工務店は、小さな組織で職人の大工が一つ一つ材料を見極めながら施工しているため、細部にまで目が届きやすく樹種も適材適所なものを選んでいます。
ドアやキッチンの引き出しなどの建具は無垢材を貼り合わせた集成材を使用いたしますが、集成材を作る時に使用する接着剤は「米のり」を使用し、化学接着剤は使用いたしません。

住宅メーカーが無垢材を使わない合理的な理由

無垢材の優れている所は、自然そのままの風合いを持つところですが、一方で品質が安定しないデメリットもあります。
平均的な戸建住宅を1棟建てる為に必要な木材の量は、樹齢50年ほどのスギの木に換算すると約70本も必要となります。住宅建設では大量の木材を必要としますので、大手住宅メーカーが品質の安定した集成材を求めるのは理にかなっていると思います。

化学接着剤は空気を汚す

建材としての集成材は使い勝手が良いのが特徴です。しかしながら集成材を作る時に有機化合物の含まれた接着剤を使用することに問題があると考えています。 一般的な住宅で使用されている集成材やビニールクロスの壁紙は化学接着剤を使用しています。その成分が長年にわたり揮発するために室内の空気を汚し続けているのです。

大得工務店の手掛ける無添加住宅は化学物質を一切使わない超自然素材の家。

大得工務店の手掛ける無添加住宅は化学物質を一切使わない超自然素材の家。
大得工務店の手掛ける無添加住宅は化学物質を一切使わない超自然素材の家。

  • 接着剤で重ねた合板のフローリングは使わずに「無垢材」のフローリングを使います。
  • 接着剤が必要なビニールクロスは使わずに壁は「しっくい」で塗ります。
  • 建具で使用する集成材を接着するのは、「米のり」を使います。
  • 木材に色を付けたいときは「柿渋」で塗ります。

大得工務店のモデルハウスでは、しっくいの壁と無垢材のフローリングできれいな室内環境を実現しています。昔ながらの天然素材を使用しているのに現代の建材よりも快適なお住まいを提供し、ご家族の笑顔と自然の未来の為に「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。

大得工務店の家づくり | 大得工務店の施工事例 | もご覧ください。

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