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素晴らしき北インド舞踊の世界

2023年1月20日(金)

Pt.ビルジュー・マハーラージ追悼公演
Pt.ビルジュー・マハーラージ追悼公演

皆さんはインド舞踊と言われて何を思い浮かべますか?そもそもインドにはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
今回は、私共大得工務店とご縁があり協賛企業として参加させていただいているイベントのご紹介もかねて、北インド舞踊の「カタックダンス」についてご説明いたします。

インドでは、紀元前より砂漠の吟遊詩人達が生命を受けた喜びを歌や踊りで表現し、一方、僧侶階級の人々は、語り部として、神話や叙事詩なども含め、哲学的な思考に基づいた格式の高い舞踊芸術を継承していきました。

16世紀以降、ムガル帝国による北インドの支配により、各寺院にて継承されていたヒンドゥーの語り部達の芸術は、宮廷に上がり、王侯貴族の庇護の下に新しい舞踊文化が創られました。ムガル宮廷において、トルコ・ペルシア文化とインド文化が融合した、独特の舞踊芸術が形成されたのです。

カタックダンスはインド4大古典舞踊の一つで、北インドで最も多く踊られています。
たおやかな指先、目指しの表現力、疾走するリズム、華やかな旋回。足にグングルと呼ばれる真鍮の鈴を巻いて力強く軽快にステップを踏み鈴音を奏でながら踊るカタックダンスは、 アラベスク模様を象ったともいわれる、左右対称の切れの良い所作華やかな旋回口唱歌(ヴォイス・パーカション)とアビナヤ(マイム)を特徴とし、幅広い種類の踊りがあります。伴奏には、北インド一帯で演奏されるサーランギー、パカワジ、シタール、タブラ、バンスリーなどの楽器が用いられます。一説にはロマの移動とともに遥かスペインまで伝わり、フラメンコの源流になったともいわれています。

カタックダンスは現代ではインドの他、アメリカ、イギリス、ドイツなど世界各地で広く踊られています。(もちろん日本でも!)

インド文化はシルクロードを経て日本に伝わり、長い年月を経て私達日本人の生活慣習に取り込まれ、息づいています。
仏教を始め、音楽美術工芸着物の柄など、インド文化が日本文化に与えた影響は測り知れません。
北インド舞踊の「カタックダンス」にご興味のある方は、是非会場に足をお運びください。

Pt.ビルジュー・マハーラージ追悼公演
Pt.ビルジュー・マハーラージ追悼公演

パンディト・ビルジュー・マハーラージ追悼公演
A Tribute to Pt. Birju Maharaj
2023年2月5日(日)16時~
チケット ¥4,000円
@天王洲KIWA (KIWA TENNOZ)
東京都品川区東品川2丁目1-3

本記事の執筆に際し、Pt.ビルジュー・マハーラージ追悼公演にご出演のMIYABIカタックダンスアカデミー様のHP内の記事を引用させていただきました。

大得工務店の手がける無添加住宅は、かつてインドから伝わってきたであろう伝統を大切にし、昔ながらの天然素材を使用しているのに現代の建材よりも快適なお住まいを提供し、ご家族の笑顔と自然の未来の為に「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。

大得工務店の家づくり | 大得工務店の施工事例 | もご覧ください。

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