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エアコンを正しく使って節電しましょう

2022年7月1日(金)

猛暑
猛暑

大得工務店のショールームがある横浜市(関東地方)では、例年よりも早い梅雨明けを迎え、猛暑日に該当する気温の毎日が続いています。
それなのにテレビを付けると「節電しましょう」との呼びかけが・・・
エアコンのない夏の生活は想像できないし、温度設定くらいしか節電方法が思いつかないという方も多いと思います。
本日は、エアコンに関わる節電方法の一部をご紹介いたします。

つけっぱなし?細かくON/OFF?

室温をキープする電力消費は小さい
室温をキープする電力消費は小さい

「節電」なので、こまめにつけたり消したりした方が良いと思う方も多いと思います。
でも、そもそも冷房の役割とは、室温を下げることです。
例えば、室温が30度の部屋を28度まで下げたい時に冷房を使用します。そして、室温を下げるときに大きな電力が必要となります。
いったん28度まで下がったお部屋は、時間がたつごとに室温が上昇(外気温に近づいていく)していきますが、室温が上がった後で再度下げる電力と、室温を28度のままキープする電力とを比べると、室温をキープする消費電力の方が小さいようです。

簡単にできる節電方法は?

先ほども申し上げた通り、大きな電力を使うのは室温を下げる時です。
設定された温度まで室温が下がれば、エアコンは室温をキープする運転(電力消費が小さい運転)をしますので、室温変化が少なくなる工夫をしてみましょう。

空気の攪拌で温度ムラをなくしましょう。

サーキュレーターを活用して空気を循環させましょう
サーキュレーターを活用して空気を循環させましょう

私たちは日常的な経験として、暖かい空気は上に、冷たい空気は下にということは理解しています。
夏場はエアコンを付けると冷却された空気が下にたまり、冷却前の空気が上にたまります。
この温度ムラがあることで、足元は十分に冷えているのに上部の温度が高いためにエアコンが必要以上に頑張りすぎてしまうのです。
お部屋の上部と下部の空気を扇風機やサーキュレーターで攪拌して、均一な室温となるようにいたしましょう。

室温が上がらない工夫をいたしましょう。

断熱は住宅の重要な要素
断熱は住宅の重要な要素

大得工務店では日頃より自然素材だけで作る注文住宅(無添加住宅)を手がけています。化学物質を使った建材よりも隙間ができやすい自然素材の家で、一番注力していることは家の「断熱」です。
以前にもご説明したのですが、断熱の目的とは「外の暑さが入ってこないようにする」「内の涼しさを外に逃がさないようにする」です。※夏季の場合
そもそも室温が上がらなければ冷房で冷却する必要もありませんし、一旦冷やした室温が上がらなければそれ以降の電力は不要となるわけです。
もっともこれは理想論で、実際には室温は上下します。

しかし、室温の上下幅を少なくすることで節電につなげることができるのではないでしょうか?

カーテンで太陽光を遮断
カーテンで太陽光を遮断

・直射日光が室内に入ってこないようにしましょう
 雨戸を閉める、遮光カーテンを閉める、窓の外によしずを立てかけるなど、窓から入ってくる直射日光をさえぎる工夫をしてみましょう
・冷たい空気を外に逃がさないようにしましょう
 断熱カーテンを閉める、居室のドアを開けっ放しにしない、室内の空気を攪拌するなど、せっかく冷やした空気が部屋の外に逃げるのを防ぎましょう

徹底的に節電効果を高めるためには「断熱リフォーム」をすることも考えられますが、まずは今すぐできる工夫から実施してみてはいかがでしょうか?

大得工務店のショールームは「断熱」にこだわった自然素材の家です。
断熱にこだわると夏の室内環境がどのように変わるのかを実際に体感していただけますので、お気軽にお問い合わせください。

大得工務店の家づくり | 大得工務店の施工事例 | もご覧ください。

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