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~新築現場より~玄関手洗い

2022年7月27日(水)

2019年12月に最初の感染者が発症したと言われている新型コロナウィルス(COVID-19)の流行は、2年半経過した現在も収まる気配を見せていません。
このコロナウィルスと、大得工務店が手がける注文住宅は一見すると無関係にも見えますが、実は住宅と目に見えないウィルスの流行には密接した関係が見受けられます。昨今の事例ですと、株式会社無添加住宅のしっくいがヒト・コロナウィルスを5分以内に死滅させることが証明され注目されたり、今までにはなかったリモートワークという働き方によって間取りの考え方が変化したり。日本全国的に外出せずに家にこもる生活が主体となり「省エネ」が改めて注目を浴びて、光熱費を抑える工夫が住宅の特徴になったりもしています。
大得工務店が手がける自然素材の無添加住宅では、基本的な仕様は新型コロナウィルス流行前と変わりません。そもそもウィルスという概念がなかった昔の家づくりを現代の技術で再現するという考え方の住宅なので、現代のウィルスにも対応できているということは我々にとっても驚きであり、改めて先人の知恵のすごさに敬服しています。

今回はコロナ禍で変わった住宅の変化のなかから、「玄関手洗い」についてご紹介します。

玄関に手洗い場を設けるメリット

一般的な庭付きの住宅には庭の片隅に立水栓が設けられるケースが多いと思います。最近はそれに加えて、玄関の内部に手洗い場を設置する方が増えています。これには家の中にウィルスを持ち込まないという目的以外にも、実際に使ってみると便利なメリットがありますのでご紹介いたします。

1.家の中にウィルスを持ち込まない

玄関手洗い
玄関手洗い

玄関に手洗い場を設置すると帰宅後すぐに「手洗い・うがい」ができます。昔から外から帰ってきたら手洗い、うがいをすることが風邪などのウィルスから身を守る方法とされてきました。ところが従来の住宅では玄関からリビング、洗面室まで何ヵ所ものドアノブや扉に触る必要があるため、手洗いうがいをする前にウィルスが付着してしまうリスクがあったのです。玄関に手洗い場があれば、家の中に入る前にウィルスを洗い流す事が可能となります。また、玄関の手洗い場があれば、靴を脱いですぐに手洗いうがいをするという習慣をお子様に教える事も容易にできますね。

2.来客用の手洗いとして活用

玄関手洗い
玄関手洗い

お客様をお迎えしたときに、手を洗ったり身支度を整えたりするときに、家族用の洗面室をお使いただくことに抵抗があるという方は以前から一定数いらっしゃいました。
玄関付近にに手洗い場を設置すれば、お客様にプライベートな空間を見せることなく手洗いを済ませていただけます。トイレの手洗いと兼用できるよう動線を一つにまとめ、トイレの入り口付近の廊下に手洗いを設けることができれば、より使い勝手が良くなると思います。

3.自由度が高い

玄関手洗い
玄関手洗い

お庭にある立水栓は、屋外に設置するためデザインよりも耐久性を重視せざるを得ません。また夜間の使用時には音にも気を使います。
その点、玄関の手洗い場は屋内設置なので直射日光や風雨の影響を気にせずに素材を選ぶことができます。また、室内なので夜間でも音の影響もさほど気にすることなくお使い頂けます。

大得工務店の無添加住宅新築現場では、昔から伝わる天然素材を現代の技術で施工し、家族と自然の未来の為に、「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。

大得工務店の家づくり | 大得工務店の施工事例 | もご覧ください。

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