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新築現場より~基礎工事の重要性 その1~2022年8月26日(金)

2022年も猛威を振るう異常気象による自然災害。水害や土砂崩れなどが増えている近年、「家」に求められている物が、「住む場所」から「安全を確保する場所」へ変化していると感じます。自然災害から大切な家族を守るために重要な役割を果たす地盤・基礎工事の重要性について事例をあげてご紹介いたします。

擁壁工事
擁壁工事
大得工務店の所在する神奈川県横浜市周辺では斜面地が多く、前面道路、隣地との高低差などの理由で擁壁を伴う基礎工事が他のエリアよりも多いです。
今回ご紹介するU様邸も既存の擁壁、基礎はあったものの、U様の希望する駐車場の形状、建物の大きさなどの理由により、補強工事ではなく既存の擁壁を取り壊し、新しく施工することになりました。

擁壁工事とは?

既存RC駐車場解体
既存RC駐車場解体
擁壁工事とは、高低差のある土地の斜面が崩れないようにするための工事です。鉄筋コンクリートやコンクリートブロックなどで斜面を壁で覆うことによって土砂崩れを防ぎます。
高低差のある土地は、土地の上に載る建物の荷重地震土の中に溜まった雨水などの水圧など、さまざまな圧力がかかります。そのため斜面の土を留めて(土留め)、斜面が崩れないように擁壁を正しく施工する必要があります。

擁壁工事は住宅建築工事前に必要な工事

擁壁は先ほども述べた通り、土を留めておくための壁なので、後になってから「やっぱり設置したい」と思っても手遅れになる場合があります。例えば、土地の上に建物が完成してしまっている場合、後から擁壁を設置して土台を固めたいと思っても、技術的に不可能なケースも多いです。

ご相談はメールでも
ご相談はメールでも
大得工務店では、設計に着手する前段階でのご施主様とのコミュニケーションを重視しています。建物イメージ、敷地の使い方、駐車スペースの配置など、最初に確認すべき内容はたくさんあります。
お客様が些細な事だと思っていることでも、今回の擁壁のように住宅建設にとって重要な事がたくさんあります。プロフェッショナルとして助言させていただきすので、些細な事でもなんでもお話しください。
直接お会いしての打ち合わせはもちろん、メールでのやり取りも社長が四苦八苦しながら一生懸命対応させていただいております。

次回は実際の擁壁工事の様子を順を追ってご説明いたします。

大得工務店の無添加住宅新築現場では、後からでは施工できないところ(地盤部分)にも細心の注意を払い、家族と自然の未来の為に、「誰もが」「普通に」「安心して」100年は住める家を建てたいと考えています。

大得工務店の家づくり | 大得工務店の施工事例 | もご覧ください。

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